コンシーラーとは?ファンデーションとの違い

コンシーラーは、肌の気になる部分をピンポイントでカバー*するためのメイクアイテムだ。一般的に、クマやニキビ、シミ、ヒゲ跡などを隠すために使用される。
一方、ファンデーションは肌全体のトーンを均一に整える役割を持つ。広範囲にわたって使用するため、肌全体をトーンアップ* させたり、肌の凹凸をなめらかに見せたりすることが可能。
しかし、ファンデーションだけでは、目の下のクマやニキビ跡など特定の悩みをカバーするのは難しいため、さらにカバーしたい場合には、コンシーラーと併用するのがおすすめだ。
メンズコンシーラーは、女性向けのものと比較して、色味やテクスチャーがシンプルで使いやすく、自然な仕上がりになるものも多い。ファンデーションと組み合わせることで、より理想の肌に仕上げることができるだろう。
* メーキャップ効果による
メンズコンシーラーの選び方《3つのポイント》

【1】肌のトーンや悩みから色を選ぶ
青クマやヒゲ | オレンジ系 |
赤いニキビ | グリーン系 |
シミ、ニキビ跡 | 肌色に近いベージュ系 |
コンシーラーを選ぶ際に最も重要なのは、自分の肌のトーンに合わせた色選びだ。
まず、自分の肌色が明るめか、標準的な肌色か、暗めかを確認し、それに合わせたカラーを選ぶことがポイント。多くのブランドでは、コンシーラーを「明るめ」「自然な肌色」「暗め」の3段階に分けて販売しているため、自分の肌のトーンに最も近いものを選ぶ必要がある。
メンズコンシーラーは男性の標準的な肌色を基準にカラーが作られており、自分の肌がその基準より明るめか暗めかを考慮して選ぶと、より自然な仕上がりになるだろう。
また、目の下のクマを隠す際には、オレンジやピンク系の色味が効果的だ。これらの色は、青みや紫みを補正して、クマを自然にカバー*できる。
一方で、ニキビ跡や赤みが気になる部分には、グリーン系のコンシーラーがおすすめだ。グリーンは赤みを抑えるため、ニキビ跡や顔全体の赤みを目立たなくする* ことができる。
*メーキャップ効果による
【2】テクスチャーとカバー力から選ぶ

コンシーラーにはさまざまなタイプがあり、アイテムごとにテクスチャーも変わる。主なタイプはリキッド、バーム、スティック・ペンシルの3種類だ。
選び方のポイントは、カバーしたい部分に合わせて選ぼう。リキッドタイプはのびが良く、肌なじみもいいアイテムが多いため、ヒゲ跡やくすみといった広範囲をカバー* するのにおすすめだ。
バームは、リキッドを圧縮させた固形タイプで、密着性が高いアイテムが多い。そのため。ピンポイントで高いカバー力が欲しい場合に好適。
スティックタイプは、クマやニキビ跡に直に塗れるため、手早くカバー* することが可能だ。繰り出して塗布するだけなので、メイク初心者にもおすすめのコンシーラー。
*メーキャップ効果による
【3】崩れにくい/落としやすいで選ぶ
しっかりカバーできていても時間が立つにつれて崩れてしまう場合もある。そうなると、コンシーラーを塗り直す時間や手間がかかるため、気にせず過ごしたい人には、崩れにくいアイテムを選ぶといいだろう。皮脂を吸収し、汗にも強いアイテムがおすすめだ。
また、使用後の落としやすさも忘れずにチェックしよう。クレンジングが簡単なアイテムなら、忙しい男性でも毎日使用しても苦にならないだろう。使い勝手も考慮して選んでみよう。
【メンズコンシーラー】おすすめアイテム7選
【1】VERCURY(バーキュリー)|スティックコンシーラー

✔️ なめらかで柔らかく密着
✔️ クマやニキビ跡を自然にカバー*
✔️ スティック状でメイク初心者にもおすすめ
バーキュリーの『スティックコンシーラー』は、ニキビやヒゲ、クマなどをカバー*し、自然な仕上がりを実現するアイテムだ。スティック状で直に塗り直しができる点も特徴で、手軽に気になる部分にアプローチできる。
なめらかで柔らかなタッチで肌に密着し、きれいな仕上がりを手に入れられる。さらに、保湿成分として、加水分解ヒアルロン酸、セラミドNP、セラミドNG、セラミドAP、ダイズ種子エキス、ツボクサ葉エキス(CICA)などを配合。
2〜3mm程度スティックから繰り出して、塗布するだけでOKなので、メンズメイク初心者にもおすすめのコンシーラーだ。
内容量 | 3.5g |
タイプ | スティック |
カラー | ベージュ |
石鹸で落ちる | ⚪︎ |
* メーキャップ効果による
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1,692円~
【2】無印良品|薬用 コンシーラー

✔️ ニキビ予防や肌荒れに配慮した設計
✔️ しっかり気になる部分カバー*¹
✔️ スティックタイプで携帯に便利
無印良品の『薬用コンシーラー』は、医薬部外品のアイテムで、有効成分グリチルレチン酸ステアリルを配合。ニキビや肌荒れを防ぐ薬用成分を配合し、男性の敏感肌にも配慮された設計となっている。また、アミノ酸系成分*²や、セラミド*³といった保湿成分も配合してるのもうれしいポイント。
さらにスティックタイプで、持ち運びや塗り直しも手軽にできる点も魅力だ。なめらかな塗り心地で、気になる部分にピンポイントでしっかりカバー*¹でき、ナチュラルな仕上がりを実現する。
内容量 | 3.5g |
タイプ | スティック |
カラー | オークル/ナチュラル |
石鹸で落ちる | – |
*¹メーキャップ効果による
*² アミノ酸系成分:N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)
*³ セラミド:N-ステアロイルフィトスフィンゴシン
891円~ 楽天市場で見る
890円~
【3】SHISEIDO メン|ターゲティッド ペンシル コンシーラー

✔️ ペンシルタイプでピンポイントでカバー*
✔️ ベタつかず、ニキビ跡にも使える
✔️ 3色展開で肌色に合わせられる
SHISEIDO メンの『ターゲティッド ペンシル コンシーラー』は、男性の肌に着目した、精密なカバーが可能なペンシルタイプのコンシーラーだ。
ペンシル型であるため、目の下のクマやニキビ跡、ヒゲの剃り跡など、ピンポイントで隠すことが可能。持ち運びも便利で、外出先でも簡単にタッチアップができる点も魅力だ。
また、軽くてベタつきが少ないテクスチャーで、脂性肌やテカリが気になる男性にもおすすめ。カラーは3色展開、自分の肌色に合わせて自然な仕上がりを実現する。
内容量 | 4.3g |
タイプ | ペンシル |
カラー | ライト/ミディアム/ダーク |
石鹸で落ちる | – |
*メーキャップ効果による
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3,850円~
【4】annadonna (アンナドンナ)| イッツイージー コンシーラー

✔️ パフ付き2in1タイプ
✔️ すっとのびて肌にフィット
✔️ ベタつきやテカリを抑える
annadonnaの『イッツイージー コンシーラー』は、2in1タイプで簡単に使えるアイテムなため、忙しい男性にもぴったりなコンシーラーだ。すっとのびて肌になじみ、ニキビ跡やシミ、ヒゲなどの悩みをカバー*。塗布したら反対側のパフでぼかせるため、メイク初心者でも使いやすいだろう。
ベタつきやテカリを抑える設計で、色悩みを補正*することで自然な仕上がりにする。グリチルリチン酸2K、オウゴン根エキス、アロエベラ葉エキス、カミツレ花エキスの整肌成分が配合されているため、肌のキメを整え、肌荒れ予防にも期待できるアイテムだ。
内容量 | 3.5g |
タイプ | ペンシル |
カラー | より明るいベージュ/明るいベージュ/自然なベージュ |
石鹸で落ちる | -(落とす際はクレンジングが必要) |
* メーキャップ効果による
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1,980円~
【5】イルミルド製薬|薬用ニキビコンシーラー

✔️ 肌荒れを防ぎながらニキビをカバー*
✔️ スティックタイプで手軽に塗り直し可能
✔️ 肌に密着、よれにくい
イルミルド製薬の『薬用ニキビコンシーラー』は、ニキビに悩む男性に着目したアイテム。イソプロピルメチルフェノールとグリチルリチン酸ステアリルの2種類の有効成分を配合し、ニキビを防ぐのにも配慮しながらカバーできる点が魅力。
肌なじみもよく、崩れにくい設計で朝のスキンケア後に塗布するだけで、きれいな仕上がりがキープできるのもうれしい。さらに、スティックタイプで手軽に持ち運べるため、手早く塗り直しが可能。肌を守りながら悩みを防ぐことができ、ニキビに悩んでいる男性にとくにおすすめのコンシーラーだ。
内容量 | 4g |
タイプ | スティック |
カラー | ライト/ナチュラル |
石鹸で落ちる | – |
* メーキャップ効果による
Amazonで見る1,580円~
【6】KANEBO(カネボウ)|カネボウ デザイニングカラーリクイド

✔️ 豊富なカラー展開で肌の色悩みにアプローチ
✔️ 保湿成分を含み、乾燥しがちな肌におすすめ
✔️ クマやシミを隠しつつナチュラルに仕上がる
KANEBO『デザイニングカラーリクイド』は、肌にしっかりと密着し、ナチュラルな仕上がりを提供するリキッドタイプのコンシーラーだ。とくにクマやヒゲ、ニキビ跡など、目立つ部分をしっかりとカバー*しながらも、厚塗り感がなく、肌本来の色味を引き立てる。
柔らかいテクスチャーで肌にスムーズにのび、自然な仕上がりを実現。カラー展開も豊富で、肌の色味や悩みに合わせて選べる点も魅力だ。
保湿成分のヒアルロン酸Na、グリセリンを配合しており、うるおいを保ちながらしっかりカバーができるため、乾燥肌の男性にもおすすめできる。
内容量 | 5.6g |
タイプ | リキッド |
カラー | ソフトベージュ/ナチュラルベージュ/アプリコットオレンジ/ペールグリーン/アイシー/ブルーミングピンク |
石鹸で落ちる | – |
*メーキャップ効果による
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3,190円~
【7】tfit(ティーフィット)|カバーアッププロコンシーラー

✔️ バーム状で高密着・高カバー
✔️ 崩れにくく、持ち運びも便利
✔️ セミマットな仕上がり
tfitは、韓国コスメであり高機能なメイクアイテムを揃えるブランド。その中の『カバーアッププロコンシーラー』は、しっかりとしたカバー力と使いやすさを兼ね備えたコンシーラーだ。リキッドタイプを圧縮したバーム状のコンシーラーで、高いカバー力と密着力を実現。ニキビ跡やクマ、ヒゲなどの気になる部分をきれいにカバー*する。
また、濃い色から明るい色まで3色がセットになっており、肌色に合わせて調合できる点も特徴だ。コンパクトタイプでカバンにサッと収納でき、外出先でも簡単に手直しが可能。セミマットな仕上がりで、ナチュラルにしっかりカバーしたい男性におすすめのコンシーラーだろう。
内容量 | 15g(5g×3) |
タイプ | バーム |
カラー | オークル/ナチュラル |
石鹸で落ちる | – |
*メーキャップ効果による
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1,300円~
メンズコンシーラーはバレる?正しい使い方をマスターしよう

メンズコンシーラーを使う際に「バレないかどうか」は気になるところだろう。ナチュラルに仕上げることができれば、コンシーラーを使っていることには気づかれず、自然な美肌を作ることができる。
ここでは、メンズコンシーラーを使う際の正しい使い方を紹介する。
《コンシーラーの使い方》
1. まずコンシーラーを塗る前に、スキンケアをしっかり行う。
2. 化粧下地で整えたあと、気になる部分にコンシーラーをつける。
3. 塗布した部分と素肌の境界線を指でトントンしながら、なじませる。
4. コンシーラーを塗布したあと、ファンデーションで仕上げる。
コンシーラーをなじませるときは、境界線のみをぼかしていくのがポイント。全体をぼかすと、せっかくカバーしたい部分もこすれてしまうため注意が必要だ。
▼コンシーラーの前に使う「化粧下地」をチェック
メンズコンシーラーを使う際の注意点

スキンケアをしっかりする
毎日コンシーラーを使う場合は、肌当たりが自分の肌にフィットするようなアイテムを選ぶのも大切だ。とくに敏感肌の男性は、コンシーラーの成分が肌に合わない場合もあるため、肌質に合ったものを選ぼう。
そして、基本的には使用後クレンジングをおこない、肌に残らないようにきちんと落とすことが大切。また、塗る前には保湿をしっかりおこない、乾燥を防ぐことで、肌荒れを避けることができるだろう。
▼コンシーラーをしっかり落とせる「クレンジング」のおすすめは?
崩れにくいアイテムを選ぶ
化粧崩れを防ぐためには、コンシーラーだけでなく、フェイスパウダーを軽く乗せることもおすすめ。フェイスパウダーは、コンシーラーの上から軽く押さえることでメイクが長持ちし、崩れを防ぐことができる。
また、崩れにくいコンシーラーを選ぶこともポイント。なかでも皮脂が多い部分や汗をかきやすい部分には、皮脂によるテカリやべたつきを防ぐ成分が配合されたコンシーラーを使うと、より美しい仕上がりを保つことができるだろう。
▼メンズにおすすめの「フェイスパウダー」はこちら
メンズコンシーラーに関するQ&A

Q1. メンズコンシーラーでヒゲを隠す場合、何色がベスト?
A. 青髭には、オレンジ系のコンシーラーがおすすめ。
ヒゲを隠すためには、オレンジ系の色がおすすめ。オレンジ系は青みを補正する役割があり、自然にヒゲ跡を隠すことができる。また、肌の色味より少し暗めを選ぶと、色が浮き出さずになじんでバランスが取れるだろう。
Q2. ニキビを防げるメンズコンシーラーは?
A. ニキビを防ぐなら、薬用成分配合のコンシーラーがおすすめ。
油分を多く含むコンシーラーを使い続けると、ニキビをつくる原因になる。肌に配慮した成分が配合されたコンシーラーも多く、肌荒れを防ぎながらニキビを防ぐことができる。そのため、ニキビを防ぐには、そういったアイテムを選ぶのがおすすめだ。
* メーキャップ効果による
Q3. メンズコンシーラーを塗るときは、指 or ブラシ?
A. なじませるなら指、細かいところに塗布するならブラシ。
メンズコンシーラーを塗る際は、指とブラシどちらでもOK。指を使う場合は、温かさでコンシーラーが肌になじみやすく、自然な仕上がりになる。一方、ブラシを使うと、細かい部分まで均一に塗ることができ、ピンポイントでのカバーに便利だ。
▼コンシーラーがきれいに塗れる肌をつくろう