節度ある適度な飲酒とは
健康面で心配されることの多いお酒ですが、ある程度の飲酒量は死亡率が低いという結果が報告されています。その量は男性成人の場合は純アルコール量1日約20g程度。どれくらい飲めば約20gのアルコール量になるのでしょうか。
・ビール(Alc5%)500ml×1本
・ブランデー(Alc43%)60ml×1杯
これを知った上で、年末年始に増えるお酒の場に備えましょう。
飲む時に気をつけるべきポイント
そうと分かっていても、飲む量が増えてしまう年末年始。まずお酒は「食事と一緒に少しずつ嗜む」ことを忘れずに。血糖値の上昇を穏やかにすることが重要です。炭水化物や糖分ではなく、たんぱく質やビタミン類を多く含むものから食べ始めましょう。お酒のあてでは野菜スティックやお刺身、海藻類などが◎アルコールの分解を助けるビタミンB1を含む食品、豆腐や枝豆、ナッツ類、ほうれん草などもおすすめです。
飲み過ぎてしまったらやるべきこと
まずはお腹を休めて水分をたくさん摂りましょう。体内に溜まった塩分や糖分を排出しやすくします。どうしても小腹が空いた時はバナナをどうぞ。体内の塩分調整や腸の働きを助けてくれる食材です。
お酒を飲むなら楽しみながら飲みたいものです。上手にお酒を嗜むことで体への負担が減らせるので、実践してみましょう。