ステップ①シャワーで身体を流す
サウナに限らず温泉施設ではどこでもそうですが、いきなり浴場にどぼん!はNGです。逸る気持ちを抑えて、まずはシャワーで汗や身体の汚れを落としましょう。
ステップ②数分間湯船に浸かり、身体を温める
シャワーを済ませたら湯船に数分間浸かりましょう。これはサウナ用語で【湯通し】や【下茹で】と呼ばれる行為。いきなりサウナに入るよりも、湯船に浸かり身体を一度温めてから入ったほうが発汗量も多くなりますし、よりととのいやすくなります。
とはいえ、あまりこのタイミングで浸かりすぎるとのぼせてしまったり、サウナに長時間入れなくなってしまいますので、無理は禁物。個人差はありますが、3〜8分程度がいいでしょう。この後に待ち受けるサウナの灼熱さと絶頂までの道筋を想像しながら、ゆっくりと身体を温めてあげてください!
ステップ③一度身体の水分を拭き取り、いざサウナへ入室
湯船で身体を温め終えたら、一度身体の水分をタオルでくまなく拭き取りましょう。髪の毛や身体についた水分をぽたぽた垂らしながらサウナに入るのは、マナー上あまりよくないですし、乾いた身体でサウナに入ったほうが沢山汗が出てきます。
意外と見落としがちですが、サウナーとしてのレベルも気持ちよさも上がる一石二鳥のポイント!身体を拭き取ったら、念願のサウナ室に入室しましょう!
ステップ④自分の身体と相談しながら、サウナに熱される
サウナ室に入る目安の時間は、8分〜12分。しかし、これはあくまでも目安なので、無理のない範囲で入りましょう。おすすめは、「もう出たい!」と思ってからさらに1分我慢!サウナで身体を温めきれないと水風呂で痛い目を見るはめに…
また、サウナ室の中では基本的に黙浴を徹底しましょう。話し相手は他人ではなく、自分自身の身体と心。徐々に熱を帯びてくる身体、全身の毛穴から吹き出てくる熱湯のような汗、循環し続ける血液…。そういった自分自身の身体の変化と向き合いながら、サウナ室での時間を堪能しましょう。
ステップ⑤シャワーorかけ湯で汗を流し、水風呂に入浴
湯船に浸かる時と同様、いきなり水風呂にぼちゃん!はNG。シャワー、もしくはかけ湯で一度汗を綺麗に流してから水風呂に入りましょう。
最初はとても冷たく感じると思いますが、少し我慢すれば慣れてきます。これはサウナ用語で【羽衣】と呼ばれ、しばらくじっと我慢していると身体に膜が張るような感覚を覚えてきます。羽衣を身に纏ってしまえばこっちのもの。先ほどまで熱された身体が徐々にクールダウンしていく感覚を楽しみながら、30秒~2分程浸かりましょう。こちらも個人差がありますので、無理は禁物です!
ステップ⑤ととのい椅子に座り、忘我の境地へ
ここまで来たら、あとは思う存分に休憩するだけです。サウナがある温泉施設にはほとんどの場合、浴室内や屋外に「ととのい椅子」と呼ばれる椅子が置いてありますので、そこにどかっと座りこみましょう。
この時も基本的にお喋りはNG。目を瞑り、深呼吸を繰り返すと次第に温かいような、冷たいような、でもやっぱり温かいような言葉にできない感覚が身体中を駆け巡ります。身体だけでなく、心も極限のリラックス状態に…これがいわゆる「ととのう」なのです。「これが、ととのうってやつか…?」と感じられた時には一度目を開き、首元にかけたタオルを胸元にひきよせ、某芸人さんを意識しながら「ととのいました!」と快哉を叫びましょう!
…流石にそれは冗談ですが、そう叫びたくなるような感覚がきっと襲ってくるはずです。周囲の状況や混雑なども考えながら、10~15分ほど休憩しましょう。
ステップ⑥ととのった後は、水分補給を忘れずに!
サウナで大量に汗をかいた後は、かならず水分補給をしましょう。サウナで失った水分を取り戻すイメージで、たっぷり飲み物を飲んでください。水分補給の後は2セット目に行ってもよし、湯船にもう一度浸かるもよし。自分の身体と相談しながら決めましょう。2セット目にチャレンジする時の流れは1セット目と同じです!
サウナでととのって、一歩上のメンズへ
この記事を最後までお読みいただけたということは、もしかするとサウナに対して苦手意識があるのかもしれませんが、ここまで読んでいただければもう大丈夫です。あなたは既に立派なサウナーですから、胸を張ってサウナに駆け込んでください。一度快楽の階段を登ってしまえば、あっという間にサウナの虜になることでしょう。健康と安全を第一に、あなただけのサウナライフを楽しんでください!
▼お気に入りのバスアイテムを持ち込んでもよし!