アルコールで脳が萎縮する?
冒頭でも紹介しましたように、アルコールは脳に深刻なダメージを与え、それが缶ビール半分ほどの量だとしても脳が萎縮してしまうほどだそうです。
普段から飲酒される方にとっては、なんとも怖いお話しかと思います。ですが安心してください。回復させることが可能とのこと。
7.3か月で回復
アルコールを継続的に摂取している人は、大脳皮質が薄くなってしまうことが分かっています。大脳皮質は、意思決定や自制心に対して重要な役割を持っている部位。
断酒から1週間・1か月・7.3か月が経過した際の皮質の厚みを調査した結果によると、断酒後1ヶ月から優位に厚みが増していき、7.3か月が経過した時には、全てとはいきませんが、7割もの領域で非アルコール摂取者と同じ厚さにまで戻ったそう。
ただ、高血圧や高コレステロール、喫煙中の方は回復速度が遅いそうですので、気をつけましょう。
まとめ
アルコールの摂取によって、脳が萎縮すると聞くと怖いと思ってしまうかもしれませんが、対策することで回復させることができるので安心ですね。早いうちからぜひ対策を心がけてみてください。