洗顔で肌の“8割”が決まる!
肌をきれいにしたいと思ったとき、多くの方が化粧水や美容液などの“与えるケア”を重視しがちです。しかし美肌の基本は“落とすケア”、つまり洗顔やクレンジングの仕方にあります。
なぜなら、洗顔の洗浄力が自分の肌に合っていないと乾燥を引き起こしたり、ニキビが改善しなかったりと、肌トラブルの原因になってしまうからです。まずは正しい洗顔方法を知り、肌の土台を整えましょう。
メンズの正しい洗顔方法をご紹介
①手を清潔にして、ぬるま湯で軽く汚れを洗い流す
手にはさまざまな雑菌が付着しています。そのまま洗顔を行うと洗顔料の泡立ちが悪くなるため、先に洗っておきましょう。次に、32〜34度ほどのぬるま湯で肌の汚れやほこりを洗い流します。
②洗顔料を泡立て、皮脂の多い部分から洗う
洗顔料をしっかり泡立ててから、皮脂の分泌が多いTゾーン(額と鼻をつないだエリア)にのせます。そのあとは、頬→目元・こめかみ→口元・フェイスラインの順に洗いましょう。
③ぬるま湯ですすぐ
顔全体を洗い終えたらぬるま湯ですすぎます。生え際やフェイスラインはすすぎ残しの多いポイントなので、泡が残らないよう注意してください。
④保湿ケアをする
洗顔をしたあとは肌が乾燥しやすくなっています。化粧水や乳液を塗って肌を保湿しましょう。
水洗顔のメリット・デメリット
洗顔料を使わず水だけで顔を洗うことを水洗顔といいます。水洗顔のメリットは、肌のうるおいが失われにくいという点です。特に乾燥肌の方や敏感肌の方は洗浄力の高い成分が刺激になることもあるため、水洗顔で軽く洗い流すだけの方がよい場合もあります。
対してデメリットは、肌の皮脂や汚れが落としきれず、毛穴の黒ずみやニキビを引き起こすリスクがあることです。特に皮脂が多い肌質の方は、水洗顔の洗浄不足が原因で肌荒れを起こしていることもあるため注意しましょう。
正しい洗顔で美肌を手に入れよう
洗顔は自分の肌に合った方法で行うことが重要です。今回ご紹介したのは基本の洗顔方法ですが、使用する洗顔料によっては泡立て不要のタイプもあります。
乾燥肌の方は保湿成分の配合されたもの、ニキビ肌の方は抗炎症成分が配合されたものなど、肌質に合わせて洗顔料を選んでくださいね。