メンズにおすすめなマットワックスとは?

マットワックスとは、別名「ドライワックス」とも呼ばれ、ツヤを抑えたナチュラルな質感を作り出せるヘアワックスのこと。ふんわりとした動きを出したり、ラフなスタイルを作ったりできるため、ガチガチにセットしている感を出したくないメンズにおすすめだ。
ハードなセット力を持つものが多く、しっかりスタイルをキープできる点も特徴のひとつ。軟毛や薄毛の方でもボリュームアップしやすく、髪型がペタッとしにくいのもマットワックスの魅力といえるだろう。
マットワックスの選び方

・髪質に合っているか
・セット力とキープ力があるか
・香りや成分にも注目してみよう
ここからは、マットワックスを選ぶ際に大切なポイントを3つ解説する。
髪質に合っているか
マットワックスを選ぶ際は、自分の髪質に合ったものを選ぶことが重要だ。軟毛の人は軽めのテクスチャーでふんわり仕上がるアイテムを、剛毛や多毛の人は強いセット力のあるアイテムを選ぶとよいだろう。
髪が細い人はワックスが重すぎるとボリュームが出にくくなるため、軽い仕上がりのワックスを選ぶのがおすすめだ。
セット力とキープ力があるか
マットワックスの中には、セット力やキープ力に差があるものがある。朝しっかりスタイリングしても、時間が経つにつれてキープできず、崩れてしまうようでは意味がない。
とくに動きのあるスタイルをキープしたい場合は、はじめのセット力と、セットしたスタイルを保つキープ力のバランスが取れたものを選ぼう。強めのホールド力を持つハードタイプのワックスなら、しっかりとスタイルキープが可能だ。
香りや成分にも注目してみよう
ワックスの香りや成分も重要なポイントのひとつ。毎日使うものだからこそ、自分好みの香りを選ぶと気分も上がる。
また、成分にこだわりがある方は、シリコンフリーやオーガニック成分を使用したワックスをチェックするとよい。頭皮や髪を考慮した処方のものを選べば、気軽に使用することができる。
メンズにおすすめのマットワックス7選
ここからは、メンズのヘアスタイリングにおすすめなマットワックスを7つご紹介する。仕上がり感やホールド力を踏まえて、自分に合ったアイテムを見つけてみてほしい。
ARIMINO(アリミノ)|スパイスプラス マットワックス

ハードなセット力とキープするアリミノ独自処方
ARIMINO(アリミノ)のスパイスプラス マットワックスは、クレイ*配合でツヤのない自然なマット感をしっかりキープするヘアワックス。青りんごの甘く爽やかな香りで心地よさも演出してくれる。
内容量 | 80g |
香り | 青りんご(ペアー&ミント) |
こんな人におすすめ | ツヤ感が苦手な人 |
*カオリン(テカリ防止成分)
Amazonで見る 楽天市場で見る▼購入者の口コミ
甘酸っぱい青りんごの香りがいい香りです。
量もたっぷり入っていて使いやすいし、硬さも適度な硬さで私にはちょうど良かったです。
またリピートします。
出典:Amazon
テクスチャーは柔らかめ。手のひらでしっかり伸ばし、髪に馴染ませていくと伸びはイマイチに感じる。
少々時間をかけて手櫛で馴染ませれば、スタイリングは長持ちするホールド性はある。
出典:Amazon
NAKANO(ナカノ)|スタイリング タント ワックス 7D 《ラスティング&ドライ》

強力なセット力とキープ力が魅力
NAKANO(ナカノ)のナカノ スタイリング タント ワックス 7D 《ラスティング&ドライ》は、ドライな質感をキープしながらもハードなセット力を持つアイテム。ヘアスタイルを崩さずにキープできるため、アクティブに活動する日にもおすすめだ。
内容量 | 90g |
香り | スウィートフルーティフローラル |
こんな人におすすめ | 伸びのよさやセット力を重視 |
▼購入者の口コミ
ファイバーっていうよりはクリームタイプみたいな感じでした。
けどかるーいかんじで割とセット力もあり軟毛の僕にはぴったりかな?
出典:Amazon
ドライワックスなので仕上がりは光沢がでることもなく、セット力も申し分ありませんでした。
キープに関しては個人差が大きく出ると思います。
ちゃんとドライヤーでベースを作っている人ならそこそこのキープ力は期待できると思います
出典:Amazon
finetoday(ファイントゥデイ)|uno(ウーノ)マットエフェクター f

髪の根元からしっかりと立ち上げるキープ力
finetoday(ファイントゥデイ)のuno(ウーノ)マットエフェクター fは、ほどよいセット力とキープ力が魅力的なマットワックス。スタイルパウダーが毛髪に引っかかり、髪を立ち上げるスタイリングが可能だ。
内容量 | 80g |
香り | グリーンフルーティー |
こんな人におすすめ | セット後に再調整したい |
▼購入者の口コミ
こちらはハードタイプなので、私のように髪の毛が薄い方でもしっかりとボリュームが出しやすいです。
気に入っているので、こちらの商品を使い続けて、もう5年以上になります。
出典:Amazon
アラフォー短髪男性。くせ毛でしっかりセットしたい、しかしウエット感を出したいという時にこちらを購入。おおむね満足しています
出典:Amazon
LIPPS(リップス)|マットハードワックス

美容室クオリティのセット力
LIPPS(リップス)のマットハードワックスは、サロン帰りのような仕上がりをキープできるマットワックス。なめらかで伸びのあるテクスチャーのため、髪へのなじみもよいのが特徴だ。
内容量 | 85g |
香り | アップルグリーン |
こんな人におすすめ | 動きのあるヘアスタイルが好み |
▼購入者の口コミ
マットな質感がかっこよく、自然な無造作ヘアが簡単に作れます。セット力がしっかりしていて、髪がペタッとならず立ち上がりや動きがキープできるのが良い感じ!ワックス特有のベタつきも少なく、手に残る不快感があまりないのもポイント高いです!
出典:Amazon
マット系なのにパサつかず、自然な動きを出してくれるのが使いやすい。
普段使いでも、特別なお出かけにも、ほどよい質感とキープ力で頼りになるワックスだと思います。
出典:Amazon
OCEAN TRICO(オーシャントリコ)|クレイ

ナチュラルな束感と無造作感を演出
OCEAN TRICO(オーシャントリコ)のクレイは、ほどよいセット力とマットな仕上がりを両立したワックス。束感や無造作感を簡単に出せるため、ナチュラルなヘアスタイルを作りたい人におすすめだ。
内容量 | 80g |
香り | シトラスフローラル |
こんな人におすすめ | 束感・無造作感を表現したい |
▼購入者の口コミ
パーマヘアにスタイリングしやすいものを探していてこちらにたどり着きました。
クレイを購入した結果めっちゃ使いやすい!
少量でも結構動かせます。
当方、量少なめ軟毛なのですぐへたりがちですがこちらは結構な時間スタイルを維持できました。
出典:Amazon
薄毛隠しで短髪にしていてトップが寝てしまうことが多いですが、細くなった毛でも使いやすく、出先での修正もしやすいです。
クレイタイプは難易度が高いとの情報もありますが、短髪軟毛の自分にとっては一番使い勝手が良かったです。
出典:Amazon
マンダム|GATSBY(ギャツビー) ムービングラバーグランジマット

伸びがよく髪になじみやすい
マンダムのGATSBY(ギャツビー) ムービングラバーグランジマットは、ラフな毛束を作ってホールドできるマットワックス。あと残りしない微香性のクリアフローラルで、香りつきが苦手な方でも使いやすい。
内容量 | 80g |
香り | クリアフローラル |
こんな人におすすめ | セット後に再調整したい |
▼購入者の口コミ
においは弱く気にならず、自然なツヤを維持したままの見た目。
出典:Amazon
短髪で、これを定番で使っています。朝使って夜まで安定してもちます。あまり差が出ないのも使いやすい理由です。ピンピンに立ててはいなくて、少量で自然に少し立つくらいの感じになるので使いやすいです。香りは感じません(少ししか必要無いからかも)。テカリも無いので使っているというと驚かれることも多いです。
出典:Amazon
NAKANO(ナカノ)|モデニカ スモーキーマット

ハードなセット力で湿気から守る
NAKANO(ナカノ)のモデニカ スモーキーマットは、しっかりとしたセット力とマットな質感が特徴。動きを出したいショートヘアのスタイリングに向いている。
内容量 | 60g |
香り | シトラスフローラル |
こんな人におすすめ | 軟毛でうねりやすい髪質 |
▼購入者の口コミ
全体につけるのではなく、
根元につけるように馴染ませると剛毛の僕の毛も理想の形に持って行けます。
出典:Amazon
マットワックスの使い方

マットワックスを使う際は、少量ずつ手に取り、手のひらでしっかり伸ばしてから髪になじませるのがポイント。髪の根元からなじませることで、立ち上がりや動きを出しやすくなる。
ここからは、ヘアスタイル別にマットワックスを使ったセット方法を解説する。
無造作・くせ毛風パーマスタイル
ナチュラルなウェーブとランダムなカールが魅力のスタイル。柔らかなパーマで、自然体のリラックスした印象を与える。
ふんわりとしたツヤと動きで、軽やかな印象を求める方におすすめだ。
▼使い方
1.全体にパーマ液を均一になじませ、軽くブローでセットする
2.根元から毛先にかけて、無造作なウェーブを作る
3.ワックスを少量手に取り、ナチュラルな束感を出しながら仕上げる
かき上げセンターパートスタイル
サイドをしっかりとかき上げ、中央で分けることで洗練された印象を作るスタイル。エッジの効いたデザインが特徴。
キリッとした印象と都会的なセンスを求める方におすすめだ。
▼使い方
1.髪をセンターで分け、サイドを根元からかき上げる
2.トップにしっかりボリュームを持たせながら、サイドをすっきりまとめる
3.スタイリング剤で全体をキープし、エッジを整える
モヒカンスタイル
サイドを刈り上げ、中央部分を長めに残したワイルドなルックスが魅力のスタイル。個性的で大胆な印象を演出する。
自分らしさを強調したい方や、個性派のファッションを楽しみたい方におすすめだ。
▼使い方
1.サイドをしっかり刈り上げ、中央の髪に長さをキープする
2.根元から立ち上がるようにワックスを塗布し、中央部分を強調
3.自由なアレンジで個性を引き出し、思い通りのスタイルに仕上げる
マットワックスに関するよくあるQ&A
最後に、マットワックスの疑問をQ&A形式で解説する。
Q1. マットワックスを使うと抜け毛が増えて薄毛になる?
A. マットワックス自体が薄毛を引き起こすわけではない。ただし、洗い残しがあると頭皮に負担がかかるため、しっかり洗い流すことが大切だ。
Q2. マットワックスとドライワックスの違いは?
A. マットワックスとドライワックスは基本的に同じ仕上がりを目指すアイテムだ。どちらもツヤを抑えた自然なマットな風合いを実現し、乾いた状態で使用するのが一般的。呼び名に違いはあるが、成分や使い方に大きな差はなく、メーカーごとに微妙な違いがあるため、購入時は製品説明を確認することが望ましいだろう。
Q3.軟毛におすすめのマットワックスは?
A. 軟毛の方には、軽いテクスチャーでふんわりと仕上がるワックスが適している。とくにNAKANO(ナカノ)のスタイリング タント ワックス 7D 《ラスティング&ドライ》やOCEAN TRICO(オーシャントリコ)のクレイなどは、軟毛でも使いやすいといった声が見られるためおすすめだ。
▼ナチュラルなセットにはヘアオイルやバームもおすすめ