口臭を感じたら手遅れ?歯科医に聞く定期検診の重要性や顔面内科としての歯科のあり方

Be OJI
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美オジたるもの、肌管理や髪の手入れ、ファッションなど、自分を磨くことに抜かりないはず。しかし、歯はどうだろうか?歯並びや、汚れ、口臭など、第一印象のマイナス要素になりかねない。「とりあえず定期健診に行ってほしい。」そう語るのは、Tokyo-Ite Dental Clinic 院長の黑田哲郎氏だ。

今回、Be OJI編集部は、年齢を重ねるにつれて増える口腔環境の悩み、改善するためには何ができるかとたずねると、「それはまず定期健診に行くことです。2か月に1回クリーニングをしっかりやるというのがポイントになります。とりあえず3回だけ我慢して、歯医者に通ってほしいです。」

健診に通う中で、歯周病予防のための歯磨き方法などをしっかり聞き、実践することが大切とのことである。

黑田院長は続けて「歯周病は、生活習慣病と一緒で慢性病変です。自己管理ができてないことを原因として発症するものですが、注視されていない事が、完全に治らない病気であること。」と話す。歯周病が進行し、匂いがするほどのレベルまで達していると根本解決は、どうやら難しい。日本の保険診療では扱われておらず、予防のためには定期的に歯医者に通うことが重要だ。

さらに歯を失ってしまうリスクについては、「歯がなくなるとあごが吸収され、あごが後ろに下がっていきます。リップサポートという専門用語があるのですが、前歯は唇の柱になっていて、前歯がなくなると内側に丸め込むんですよね。だからもごもごするような感じになります。一度吸収されると、インプラントを入れても、打つ位置が下がってしまうため、回復が難しくなってしまいます。」と語る。

「また、奥歯を失ってしまうと、家の柱を失ってしまったような感じで、嚙みこみがどうしても深くなってしまうので、前歯がフレアーアウト(外側へ傾いていってしまうこと)してしまいます。年齢を重ねて、出っ歯になってみえる人は、奥歯を失っていることが多いです。」見える部分だけでなく、見えない部分がトリガーになっていることもあるようだ。

近年、ストレスが原因で食いしばり、奥歯を割ってしまう方も多くいるようで、「50歳を迎え、コラーゲンの不足により歯はどうしても折れてしまいます。本当は、歯の寿命は50年なんです。食いしばりを避けるためにボトックス注射もした方がいいと思っています。」と教えてくれた。

これからの歯科について、「今までは痛いから行く、虫歯を直す、応急処置のような感じ。これからは、“顔面内科”のような感じで、顔を総合的に診て現代人に合わせた診療を行い、どういう治療が必要なのかをチョイスしていけるといいと思っています。」

Tokyo-Ite Dental Clinicでは、患者ひとりひとりのライフスタイルに合わせ、最善の治療方法を提案。スピーディーで丁寧な治療を受けることができる。

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Tokyo-Ite Dental Clinic
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